最大7営業日、となっていたけど、モノがシンプルだったせいか、本日届いた。で、早速USBデバイスでブートできるか確認してみる。
とりあえず、USBメモリでDebian/Etch(せっかくのTurion64なのでAMD64版)をインストールする方針で作業開始。USBメモリ自体は後で買うことにして、インストールイメージの用意やインストール方法の確認していたところ……どーやら稼働状態のLinuxシステムが必要らしいことが判明。ここでいきなりVirtual PC(無料!!)のインストールを始めた(ぉぃ)が、結局VM上のLinuxからUSBデバイスを認識させる方法がわからなかったので、手持ちのVMware Workstation(有料)に切り替えてリトライ。インストールが完了したところで終了。(まだ続く)
USBメモリを買いに秋葉にGO! 1GBで約3,000円なり。ついでにデータバックアップ用に2GB約5,500円も購入。なんか秋葉に行く度に値段が半分になってるよーな気がする>フラッシュメモリ系デバイス
(ちなみにヨドバシだと秋葉価格の倍くらい……)
USBメモリを買ったら速攻帰宅。昨日用意したVMware上のLinuxを使って、ブート用のメディアを作成。と言っても、
で終了。あとはUSBメモリをマシンに挿して、BIOSメニューでブートデバイスに指定して、起動するとインストーラが実行。Software RAIDの設定方法がよくわからず多少試行錯誤したものの、あとは普通にインストールが完了した。
さて、次は環境構築である。まずはSubversion入れるべ、と思って「apt-get install subversion」を実行したら。は? パッケージが無い? AMD64だから? それともetchだから? うーむ。いいや、sidにしてしまへ。……よし、OK。サーバ機でsidとゆーのもどーかと思うが、Debianだし、まー、大きな問題は出んだろ。(多分) などとやりつつ、徐々に環境を整えていたのだが。
そもそも、サーバを新調した最大の理由はHDDの温度なのであった。そこで当然hddtempを入れて温度を見てみたわけなのであるが。
/dev/sda: HDT722525DLA380: 40°C /dev/sdb: HDT722525DLA380: 45°C
ちょっ……(‥;
うう、これでは夏日に冷房なしの部屋に放置すると危険水準に到達しかねない。やむを得ずケースを開けてみると、2台のHDDがほとんど隙間無しに配置され、それが吸入口に腹を向ける形で設置されていたのであった。
「パソコン内部のエアフロー(空気流動)は確保されておりますので、特に問題ないものと思います。」って書いてたから期待してたのにぃ。
仕方がないのでHDDクーラーを探す。いろいろ比較してみたところ、光学ディスクを付けてないので5"ベイ×2がまるまる空いているのを幸い、以前connect24h-MLで話題になってたHDC-501がよさげと判断。明日買いにいくことにして本日は終了なのであった。(さらに続く)
本日はお休みにしたので、昨日の続き。まず、HDC-501が売っているところを探す。うーむ、秋葉以外だと取り寄せか通販かぁ……。しかたがないので、また秋葉(^^; これだけだと移動時間と交通費がもったいないので、ついでにこまごましたものも買い込む。
帰宅後、早速換装開始。クーラーの一番下にHDDを設置しようとすると、固定金具が邪魔でネジの真上にドライバを置けず、少々ネジ止めしづらかったものの、換装完了。温度を見てみる。
/dev/sda: HDT722525DLA380: 35°C /dev/sdb: HDT722525DLA380: 34°C
おーけー、これなら冷房無しの部屋で常時稼働させてもよほどのことがない限り問題なさそうだ。ということで、落ち着いてサーバ環境の構築にいそしむのであった。(完……と思ったら続いてしまった)
本日はJava読書会の日……と思ったら翌週だった(^^;) ということでサーバを起動してみる。……ん? 2つ目のHDDがRAID1から外れている? げげっI/Oエラー起こしてやがる。HDDクーラーを付けたとき何かミスったのかと思い、とりあえずケーブルを挿し直してみた。再起動すると特にエラーは出なかったが、あいかわらずRAID1にならない。
あわてて泥縄でRAIDのメンテナンス機能を調査。うーむ、まさかこんなに早くRAIDのメンテナンス機能を使うことになるとは思わなかった。ということで、いろいろぐぐってみた際のメモ。
まずはmdadmで切り離されたHDDを再度追加。RAID1の再構築が始まる。が、コンソールにI/Oエラーが大量出現。だめだこりゃ……。あきらめてサポートにメールしつつ、翌日HDDを買いにいくことにしたのであった。(しつこく続く)
実は、7/13以降のは本日更新だったり……(^^;;;
HDDを買いに某所にGO! HDDだと秋葉じゃなくてもそれなりの値段で売ってるところもあるのであった。購入後即トンボ返りしてHDDを換装。HDDじゃなく、ケーブルやマザーの可能性も否定できないのでちょっとびくびくしつつ再構築したところ、特にエラーもなく終了。どうやらHDDの初期不良だったらしい……。
以下は、次回(?)のためのオペレーション一式。
fdisk -l /dev/sda
」でリストアップして、「fdisk /dev/sdb
」でそっくりそのまんま移すこと。以下は終了後の状態。
Disk /dev/sda: 250.0 GB, 250059350016 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 30401 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sda1 30339 30401 506047+ 5 Extended /dev/sda2 * 1 30338 243689953+ fd Linux raid autodetect /dev/sda5 30340 30401 498015 82 Linux swap / Solaris Partition table entries are not in disk order Disk /dev/sdb: 250.0 GB, 250059350016 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 30401 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sdb1 30339 30401 506047+ 5 Extended /dev/sdb2 * 1 30338 243689953+ fd Linux raid autodetect /dev/sdb5 30340 30401 498015 82 Linux swap / Solaris Partition table entries are not in disk order Disk /dev/md0: 249.5 GB, 249538412544 bytes 2 heads, 4 sectors/track, 60922464 cylinders Units = cylinders of 8 * 512 = 4096 bytes Disk /dev/md0 doesn't contain a valid partition tableswapは拡張領域なんかに置かずに基本領域にしておけばよかったかな。まぁ、swapだったら後で切り直せばいいや。
mdadm /dev/md0 -a /dev/sdb2再構築は、インストールしてそれほど立っていない状態で1時間かかった。中身があると、10時間単位の処理時間がかかるらしい。もっとも、再構築中も特に問題なく利用できるので、常時稼働サーバなら問題なし。ただし、再構築中に残ったHDDが逝かないよう注意しないと……(^^;
grub> device (hd0) /dev/sdb device (hd0) /dev/sdb grub> root (hd0,1) root (hd0,1) Filesystem type is reiserfs, partition type 0xfd grub> setup (hd0) setup (hd0) Checking if "/boot/grub/stage1" exists... yes Checking if "/boot/grub/stage2" exists... yes Checking if "/boot/grub/reiserfs_stage1_5" exists... yes Running "embed /boot/grub/reiserfs_stage1_5 (hd0)"... 18 sectors are embedded.succeeded Running "install /boot/grub/stage1 (hd0) (hd0)1+18 p (hd0,1)/boot/grub/stage2 /boot/grub/menu.lst"... succeeded Done.