先日の日記に、
環境構築後のVMイメージを複製して環境設定をいじると、何故かネットワーク関連がうまく動かない。(原因究明せず)と書いたら、友人S氏からメール。結論から言うと、VMイメージをコピーすると仮想 NIC の MAC アドレスが変わり、Linux 側で別のデバイス名が割り当てられるためとのこと。詳細と対策は以下の通り。
VMware で Linux を動かす場合、起動時のカーネルオプションをいじるのは必須らしい。
ちゃんと指定したオプションで起動しているかを確認するには、/proc/cmdline を確認すればよい。
$ cat /proc/cmdline root=/dev/sda1 ro notsc nosmp noapic nolapic
Debian etch での注意事項としては、カーネルのバージョンアップがあったときは、apt-get upgrade で /boot/grub/menu.lst が書き換えらえるので、カーネルオプションを設定し直す必要があること。kopt を有効にすれば常に反映されるかなと思ったが、どうもダメだった……。
なお、これを調べる過程で知ったのだが、VMware Tools による時刻同期は、vmw を用いなくても、*.vmx のオプションをいじればよいらしい。
ところで、この設定をした結果、驚きの副作用が。tiobench でディスク I/O の評価を行ってみたのだが、設定前と比べて、Sequential Reads が 30%くらい、Random Reads が 10倍くらい、Sequential Writes はほとんど変わらんかったが、Random Writes は3倍くらい性能が向上していた。すげぇな、これ(^^;
家に帰ったら、自宅サーバがラップを刻んでますた(汗) 確認してみると、HDDが一発逝かれてるし。orz 先週末にメモリを増設した直後なのに……。 RAID1なので実害は無かったけど。
あわててHDDを交換したあと、同期を取る前にUSB接続のHDDへのバックアップ。(片肺運転だったのでちょっとどきどき) 現在は交換したHDDとの同期中。
ちなみに交換したディスクは、前回トラブったときに故障したと思ってたもの。後にケーブル異常が発覚したので、多分大丈夫、とは思いつつもノーチェックだったのだが、今回のトラブルで引っぱり出してきたのであった。今のところは問題は出ていない模様。
前回トラブったと微妙に設定が違うので、記録のために情報を残しておく。
# パーティション情報 $ sudo fdisk -l Disk /dev/sda: 250.0 GB, 250059350016 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 30401 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sda1 30339 30401 506047+ 82 Linux swap / Solaris /dev/sda2 * 1 30338 243689953+ fd Linux raid autodetect Partition table entries are not in disk order Disk /dev/sdb: 250.0 GB, 250059350016 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 30401 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sdb1 30339 30401 506047+ 82 Linux swap / Solaris /dev/sdb2 * 1 30338 243689953+ fd Linux raid autodetect Partition table entries are not in disk order Disk /dev/md0: 249.5 GB, 249538412544 bytes 2 heads, 4 sectors/track, 60922464 cylinders Units = cylinders of 8 * 512 = 4096 bytes Disk /dev/md0 doesn't contain a valid partition table # RAIDの詳細情報 $ sudo mdadm -D /dev/md0 /dev/md0: Version : 00.90.03 Creation Time : Mon Aug 7 16:26:07 2006 Raid Level : raid1 Array Size : 243689856 (232.40 GiB 249.54 GB) Device Size : 243689856 (232.40 GiB 249.54 GB) Raid Devices : 2 Total Devices : 1 Preferred Minor : 0 Persistence : Superblock is persistent Update Time : Tue Feb 5 23:33:56 2008 State : active, degraded Active Devices : 1 Working Devices : 1 Failed Devices : 0 Spare Devices : 0 UUID : f96352d3:4c66ce1a:bdf83978:ed85a3a1 Events : 0.979087 Number Major Minor RaidDevice State 0 8 2 0 active sync /dev/sda2 1 0 0 1 removed # RAIDの追加 $ sudo mdadm /dev/md0 -a /dev/sdb2 # RAIDの概要情報 $ cat /proc/mdstat Personalities : [raid1] md0 : active raid1 sdb2[2] sda2[0] 243689856 blocks [2/1] [U_] [==============>......] recovery = 71.1% (173391808/243689856) finish=29.9min speed=39172K/sec unused devices: <none>
ググってみても、あんまり引っかからない……。皆困ってないのだろうか?
ずーーーっと「うまくいかねー」と思ってたら、libsasl2-modules のインストールが必要だったorz
bashとEmacs、その他もろもろの設定を、ごりごりごりごり共通設定と個別設定に分離し、一式まとめて Mercurial リポジトリへ。これで、hg clone 一発で環境回復w
閉店10分前の本屋に飛び込み、探し回るも見当たらず。店員に訊いたらさっき見た棚にあるやんけorz
yomyom の外観知らんかったんよ……。
ストーリーはなーんも進展してませんが(まー短編だし)、久々にわくわくしながらページをめくってたような気がする。最後のシーンは実に感慨深かった。
しかし、とりあえずは満足したけど虫押さえにしかなんないんだよな。本編が出るのは何時の日のことやら……。